Making of blue bird

rebuilding, starting, again.
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# 季節は


そうね

季節はめぐっていく



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あなたの言葉に
わたしはどんなに
救われたことだろう





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あの日も



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今も





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一緒に過ごしていく
その時間が
いとおしくて
せつなくて




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季節はめぐって・・・・・


暑い夏から時雨の冬へ
二人をつなぐハイウェイの温度計の数字が
教えてくれる




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わたしの中のみにくいこころに悩むわたしに
自分がそれに気がつけば違うんじゃない?

あなたの言葉に救われて気づかされて




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わたしは生きていけるんじゃないかと思う

あなたのそばで
わたしらしく


生きてゆきたい
生きてゆける



 

 






| comments(0) | trackbacks(0) | 04:04 | category: |
# poem 〜revival〜 「When I am driving over the bridge in the rain」

 When I am driving over the bridge in the rain




Misty in the rain
Pale blue surrounding my car
 Getting dark in the evening

I have always passed this bridge and have thought  all the time

Thousand of the times
 
With  the sad songs and happy songs

I can see the light turn on
  
 The river runs quietly under the bridge



Rain drops on the river and everywhere

Rain falls into my heart and talks to me


Where are you going ?
What are you looking for?

I answer 
 

Just passing over the bridge
Just driving on the road in the rain
You know what it means
You know why I am thinking

Only you know,
Rain


What am I going to and where will go

Over the bridge in the blue rainy evening





Written in November 2000

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| comments(0) | trackbacks(0) | 02:51 | category: |
# 「夜明け前」 詩 リバイバル

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夜明け前

 

犬は夕日を見つめて歩く

青年は荒野を歩いて行く

夜明け前が一番つらいんだ  いつでも

止めようと思うんだ 歩くのすら億劫になって

何もかも嫌になってしまうんだ

 

でも今はもう夕暮れだ

今晩寝る場所を探そうか  ねえ  お前

 

犬は首をあげて主人に答える

いえ  ご主人さま  歩きましょう   もう少し

あのナイフのような月の傍らに一番星が見えるまで

まだまだ道は遠いのです

 

青年は頭をうなだれて  故郷を思う

母を

父を

残してきた友人たちを

いったい自分はなぜ旅をしているのか

どこまで続くのか

終わりはあるのか

 

しばらく歩くと

いよいよ輝きはじめた月の傍に優しく微笑む星が現れた

 

青年と犬は荒野に横たわり

深い眠りに落ちた

再び夜明け前に出発するために

 

1998/2/3




| comments(0) | trackbacks(0) | 02:59 | category: |
# 詩   「橋」  

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わたしたちは橋のそばに生まれ育ったね

お互いに



河口のそばに
海のそばに


川の音を聞きながら
南の海へ走って行ったあなたがいた

南の海を夢みながら
河原をさまよって歩くわたしがいた


あなたの橋
わたしの橋





窓辺からいつも暗闇の中に光る橋の灯を見ていた
灯りが川に落とした光の影は
人の落とした涙に見えた



あの頃

爆撃機の音を聞かなければ
あなたに会うことがなかったわ

あなたも

飛行機の音を聞かなければ
わたしに会うこともなかったね




わたしたちには橋を渡って海に出るまで

時間が必要だったのかもしれない




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| comments(0) | trackbacks(0) | 02:26 | category: |
# 詩〜「彼ら」


親父に携帯電話で電話してみたら外国人らしき女が出たのですぐに切ってやった
やってられない、あの親父、浮気ばかり繰り返して母親はそれに知らん振り
皆ばらばら
したい放題
家族の振りをしている家族
やってられない
そう思う僕は何もできない
ただ家から出て行きたい、ただそれだけ思う日々



母に今日の晩御飯はまずくて食べられないから食べないって駄々をこねたら母はアパートのドアを開けて出て行った
わたしは泣きながら母の帰りをただ待つしかない
忙しい母に悪いと思いながらも母を困らせたかった
ただそれだけの理由
学校は一日中忙しすぎて友達の一言も心に重くのしかかって、なんだか父に会いたかったけれど、父に会えるのは日曜だけだ
でも父ならわかってくれるかもしれない
わたしの言うことを聞いてくれるかもしれない
仕方ないからユーチューブで遊ぼう
やってらんないもん



母親は飲んだくれでビールばかりを飲んでやがる
俺はそんな母親が大嫌いだ
喧嘩ばかりの毎日で毎日がいやになる
母に学校のお知らせを持って行っても見もしない
だからもう見せるのはやめにした
どこかのベンチや駅に置き忘れたふりをしてやる
ぱーっと騒いで遊ぶんだ
今夜も
どうせ帰ったって飲んだくれて寝ている母しか家にはいない
話す人はいない
やってられっか
こんなとこにいて




闇に光がさしこんでいつか彼らも大人になってゆく




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ねえ、君たち

君たちは光で、誰かを光らせることのできる光でもあるのよ


君たちは闇の中にいなくてもいい

君たちは君たちのまま光であればいい













| comments(0) | trackbacks(0) | 01:48 | category: |
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ふっるーーーーーーーい本なんだけど、手書きの文章と絵がほっとさせてくれます。疲れた時なんかによく読むんです。自然のリズムで生きていきたいな、と再確認させてくれます。
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