世間では3連休でしたが、皆さま、いかがお過ごしでしょーか。
私は日曜・月曜と、まれなる連休でして(^^)ぐーたらしていたのは言うまでもありません。
めざまし時計は猫に食べられてしまったので携帯電話のアラームで毎日起きているのですが、アラームをかけずに眠れる幸せったらないですねー。
いえ、時計、別に猫に食べられてはいないのですが、ただ単に電池がないだけなのですが・・・(^^;
猫は時計などふっとばすのは事実です・・・何度、飛んだ電池をベッドの下やら、部屋の隅っこから探しだしたことか(涙)
ところで連休初めに日本列島衝撃の事件がありましたね。
中3少女の父親殺害です(ああ、書くのもなんだかつらいものがありますが)
ニュースで、動機は何なのかわからんとニュースでやってますから、こっちも考えてしまいます。
薬剤師になりたいという女の子は、どうしてお父さんに刃物を向けてしまったんでしょう・・・。
中学生と向き合うことの多い私ですが、心理学を勉強しているわけじゃなし彼女の深いこころの闇を解くことなどできないけれど、きっと世間と同じ中学生の一人だと思うので少し考えてしまいます。
きっと父親に虐待などうけたわけじゃない。家族に不満があったわけじゃない。
なんだかそんな気がするのです。
今の時代、中学生たちって平気で「死ね」とか言っちゃうんですよね。ただゲームなどで負けたり、自分に不利なことがあったら相手に「死ね」とか「殺す」とかって男の子、女の子、関係なく言う。
これは時代だと思うのよね。ゲーム世代だから、バトルするのに悪いやつをやっつけなきゃ、自分の点数にならない。小さな頃からもう脳内にインプットされてると思う。「死」という言葉はすごく身近なものになってるんじゃないかな。
昔だってチャンバラごっこはやってたもの。ただ、昔は「遊び」って割り切ってたとこがあるし、子供でも、ひとをひととして扱ってたんじゃないかな。殴り合いの喧嘩になっても、ここまで、ってとこで線を引いて。
それに、幻想と現実の世界がごちゃごちゃになっちゃう世代が中学生。携帯サイトなどでhpも簡単に作れる時代。しかもITに強い彼ら。技術・家庭科でパソコンばっちり習いますし。顔が見えないから友達の悪口書いて社会問題になっているけれど、身近なところでも沢山あるのです。何度、中学生からこの手のハナシを聞いたことやら。
大人が子供の世代についていくことは、現代では、とても難しいんじゃないかしら。
時間がとてもスピードが速いような気がする。教科書で云うとずいぶん変わってるし。
話題の女の子は私立中学に通っているらしいから、きっとお勉強はできる子という感じがする。こちらには、いわゆるフツーの子としか見えてこない。
こうすれば、こうなってしまって、とりかえしのつかないことになってしまう。
そういう先を読むことができない。
相手の気持ちを思いやることができない。
そういう子が増えているような気がします。
その少女は父親に殺されるのを「夢」で見たという。もっといい方向に彼女のシュールを生かすことができなかったのかと残念です。
英会話の追試も受けたくなかったんだったら受けなくてもいいじゃん、と言える親だったらよかったのかしら。勉強しなくても倫理観があれば人に迷惑をかけなければいいのよっていう親だったらよかったのかしら。きっと女の子はテストをボイコットしたことで後ろめたい気持ちを持っててそれが膨らんじゃったんじゃないかなあ・・・。暗い気持ちはどんどん暗いものを引き寄せてしまう。
精神世界でいえば、前世の輪廻の影響だとか、何かにとり憑かれていた、とかの意見もあるかもしれないですね。でもそれは現実じゃない。起こるべきして起こったという意見は結果論で、何も生み出さない。
もし、そうなら事件が起こる前に、彼女に伝えて御祓いでもしてあげてほしい。
と、えらそうに書いてますが(^^;
もっと気楽に人生歩いていけばいいのよ、と言いたいです。
学校の成績がよくなくても親がなんと言おうと、自分が好きな方向に向かって歩いていけばいいのよ。いつか社会に出て仕事に就いても、仕事って学校の成績うんぬんじゃない。どういう人間かってとこで勝負しなきゃいけない。
何より健康で、自然を愛して、世界を愛して、地球を愛して。周りに迷惑をかけず何かひとつ貫くような人生を送ったらいいんじゃないかと思います。「自分」らしく。